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DATE : 2025.01.11
1月9日(金)のオンライン授業
1月9日(金)のオンライン授業
このダイアリーは、現在オンライン授業を受けている人に対しての復習ができるように、そして時間の関係上授業が受講できない人が、オンライン授業を体験できるようにと配慮して書いています。
受講生は私が指導している90分は順番などを記憶しようとしないで、ただ身体を感じることに集中し、翌日にこのダイアリーでプログラムを確認して欲しいと思って書き始めました。
昨日のプログラム
〇 30秒呼吸法と1分間の息止め
経絡を意識する呼吸法にした。
気を足から息を吸い上げて胸に留め、手に平に向かって吐きながら気を下げていく。
次に手の指先から気を吸い上げ頭に持ち上げ、そこから足裏に向かって吐きながら気を下ろしていく
これを10秒で吸い、10秒止め、10秒で吐くように6回行ってから、1分間の息止めに入る。
〇 足の指の股広げ回し、膝押しアキレス腱伸ばし、膝を内側に倒しアキレス腱マッサージ
これで足の肝、胆経、腎・膀胱経、脾・胃経の通り道を拡げておく。
すると手の肺・大腸経、心・小腸経、心包・三焦経の刺激をした時に
足も同時に温かくなる、手から足へのルートを確保できる。
〇 四つん這い身体回し、左手の甲を床に押し付け、のち手のひらを床に押し付ける を左右行い床に片足を前に、片足を後ろにして後ろ足の鼠径部をほぐす。
肘を付けて頭の後ろで合掌し、胸を下げ背骨に反りを作る、これは硬さ調べ
〇 立位でタオルを使った6つの骨格矯正 (力を入れて気を集め、脱力して散らす)
- ひざ縛りねじりの後、前後揺すりで臀部に力を入れる
- 骨盤前傾、丹田強化、腰椎の前弯を作る
- 肩甲骨引き締めて、下げる。
- 肩甲骨拡げ、胸椎の後湾を作る。
- 胸郭持ち上げ
- 後頭骨持ち上げ
経絡刺激
ツボ指圧、ツボ伸ばし、経絡伸ばし、摩擦、揺さぶり、力を入れて脱力
〇 手の親指の肺経の井穴、魚際刺激の後、肺経伸ばしの後に
(足裏から息を胸まで吸い上げ、吐きながら胸から手のひらへ下していき、今度は手の指先から息を吸い頭に持ち上げ、頭から足へ吐きながら降ろしていく経絡呼吸)
〇 心、小腸経と目は深い関係があり、まず眼窩指圧、ぼんのくぼ指圧をやってから、手の小指内側の心経の井穴、腕骨刺激の後、心経伸ばし
〇 顎や歯と大腸経は深い関係があるので、顎の下の指圧を行ってから、手の人差し指の大腸経の井穴、合谷刺激の後、合谷&大腸経伸ばし (経絡呼吸)
〇 三焦経と耳やこめかみの凝りと深い関係があるので、耳を引っ張って回してから、手の薬指の三焦経井穴、外関刺激の後、三焦経伸ばし (経絡呼吸)
〇 心包経とみぞおちの凝りとは深い関係があるので、手の中指の心包経の井穴、太陵指圧の後心包経伸ばし (経絡呼吸)
〇 仰向け休憩
〇 輪っかタオルを腰と膝にクロスしてひっかけてお尻を持ち上げる。胃経刺激 腎臓刺激
〇 輪っかタオルを足裏にひっかけて 腎・膀胱経刺激
〇 うつ伏せで肘で上体を持ち上げ、おなかを伸ばして揺する。 両足首を糸巻車のように回す
〇 がっせき親指を引っ張る、足は内側でアキレス腱マッサージ、開脚座で流れの復習
〇 ひざ縛りねじりの後、前後揺すりで臀部に力を入れる
この時のミニ講義、
冷えには4種類あります。 一つが下半身だけ冷える尻冷え・・・これは椅子に座り過ぎることでお尻の奥の筋肉が硬くなり、その下を通る坐骨神経を圧迫するために起こる冷えです。治し方はソフトボールをお尻に敷いてそこへ体重をかけて指圧するか、ひざ縛りねじりの後、前後揺すりで臀部に力を入れるのが有効です。
二つ目の冷えが全身冷えで、寒がりと言われるものです。これは明らかに筋力と酸素不足です。
自分にとって負荷のかかる有酸素運動が有効です。
三つめの冷えが手足と足の末端が冷えるもので、交感神経緊張(ストレス)冷えです。これは副交感神経を刺激して交感神経緊張を弛める以外には治りません。
四つめが内臓冷えです。 これはおなかに触れてみると冷たいです。 これは内臓の消化能力を超えた食べ方をするとなりますので、断食が一番効きます。
五つ目は、昨日は伝えていません。 今日思い出したのですが、加齢による冷えです。
どういう冷えかというと、加齢により体内水分量が減ってきます。 体内水分量=体温なので、加齢により体温が低下しますが、外が寒くなってくると、その寒さを自律神経がキャッチし、少ない体内水分を脳や内臓に回して生き延びようとするため、手足の水分を脳と内臓へ運び、手足の水を犠牲にする
のです。 だからお年寄りは寒気に触れた瞬間に手足が氷のように冷えるというわけです。
暖かく着るもので補うしかありません。
とにかくひざ縛りねじりの後、前後揺すりで臀部に力を入れることは、全身の熱発生の筋肉群を増やすことができると同時に、お尻の奥の坐骨神経を圧迫している筋肉群をほぐしてくれますので、下半身冷えに有効です。 一日最低100回はゆすってください。
下の写真のように前後に、腿と腕とお尻と背筋に力を入れて100回揺すりましょう。
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