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DATE : 2020.08.05
教育と既成概念からの解放
私がどうしても好きになれなかったのが学校である。
別にいじめにあったというわけでもないが、授業を受けるのが嫌いだった。 何故かというと、つまらないからだ。教え方が下手なのだ。 生徒を楽しませる、学ぶ喜びを体験させるという工夫がないのである。
私の持論は「教育とはエンターテインメントでなければならない」である。面白くない教育は失格。だから本来楽しい学問に対して、「勉めて強いる」勉強。つまり強制して勉めさせるものとして学問を位置付けている。
一番強烈に思ったのが、数学の因数分解の授業の時である。
先生はただただ板書するばかり。私たちはそれを移す。私は高校時代は、字が上手くなりたかったので、ひたすらペンを使わず筆ペンを使っていたから、数字がとても書きにくい。
その時に思ったのが、早くこの生活から解放されたい。本当に自分が学びたいことを大人になったら学びたい。であった。
それにテストの点数でその人の将来を決めるのも、品がないなと思っていた。だから受験の為に勉強する同じ仲間が悲しく思えていた、という本当に生意気な高校生だ。
だから私は教育されたこと、世間の常識、既成概念は信じない。 体験して自分で確かめたことだけを信じる。
その後、私のヨガの師、沖正弘先生のこの言葉に共感してヨガに入った。 その言葉が
「信じるな 疑うな 確かめよ」であった。
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