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DATE : 2020.09.22
消耗させない生き方を求めて
自力整体をあまり知らない人は、私が自力整体をやっているというと、「なるほど運動をなさっているから、いい体格をされているのですね」と言う。
反論するのも面倒なので黙っているが、自力整体は運動ではない。
「自力整体は運動はできるだけしないように」という考えであり、真逆なのだ。
その理由を説明すると、「私たちの身体や心は有限の消耗品だと考え、自力整体ではいかにエネルギーを消耗しないで暮らしていくか」これを追及している。
例えば、足の筋肉や関節を消耗させないために、階段ではなくエスカレーターかエレベーターを選択する。
内臓の消化、吸収、排泄エネルギーを節約するために、一日一食でそれもごはんと少しのおかずで済ませる。
心のエネルギーを節約する為に悩まない。悩むような人間関係は避けて暮らす。
消耗しない生き方を見せてくれているのが、動物先生だ。
彼らは痩せるためにウオーキングはしない。
楽しむためではなく、死なないために必要な分しか食べない。
そして悩まない。というか、脳に記憶装置がないから悩めない。
私自身のやり方としては、悩むという心のエネルギーの消耗を防ぐために、 2000年ころから整心法を考え出した。
整心法とは脳から記憶装置を外してしまうことである。
もちろん、悪い記憶だけでなく良い記憶も、事が終わったら消去する。
頭の中の部屋を「記憶のゴミ屋敷」にしないで、いつも片づけて整える。
こんな生き方をする私がどれくらい生きるのか、もちろん寿命は親からの遺伝も何割かあるから何とも言えないが、できるだけ与えられた肉体寿命を消耗しないように生きているから、健康残高は人よりたくさんあるのではないかな。
下の写真は、私の健康法の師匠である。
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