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DATE : 2020.10.05
コロナに負けない肺を作る
あなたは肺全部を使った呼吸ができていますか?
多くの人が肺の上半分、そして肺の前側(胸側)しか使っていません。
つまり、肺の下半分と後ろ半分は呼吸されずに、古い炭酸ガスが居座っています。この残った息を私は「残気」と呼んでいます。
「この残気に雑菌が住み着き、そこへコロナウイルスが感染し肺炎になる」
というのが、自力整体が考える新型肺炎ウイルスです。
おそらくコロナウイルスは空気中に蔓延しており、マスク越しでも侵入しますから、肺炎になる人とならない人は、肺に雑菌が溜まっている高齢者か、肺全体を使って残気を残さず吐ききることができるかで違ってくると思います。
肺の機能は立つ力に正比例する
寝たきりになると、肺が背中の方に垂れ下がり、肺の上半分と前面だけで呼吸します。これを肺の上と前の4分の1しか使わないので4分の1呼吸といいます。(というか、今名付けました)
日本では介護施設などで寝たきりになっている人が多いですが、北欧の介護施設では寝たきりにさせません。
理由は4分の1呼吸になると肺炎になるからです。
特に自分の唾液を肺に飲み込んでしまう誤嚥性肺炎は上体を起こしているとならないからです。
私の教室では立つ力を衰えさせないため、90分の授業の中の1時間は立った自力整体を行っています。1時間の間、足の抗重力筋を強化して肺を持ち上げて、肺の下半分に空気を入れ、 そして背中側のコリをほぐして背中を拡げるようにして、肺の後ろ半分に息を入れて完全呼吸法で、残気を吐き出す完全呼吸法を入れています。
要するに、授業のほとんどを「コロナに負けない肺を作る」に徹しています。
呼吸という字は、吐くから始まるように、残気を吐き出し切るのが基本です。
吐き出し切ったら吸うのは自然にできます。
皆さんも呼吸の時は、「残気を吐き出し切る」ことに集中しましょう。
そして新鮮な酸素で肺を満たし、コロナウイルスを吹き飛ばしましょう。
写真は、35年前のヨガ時代の写真ですが、おなかを引き絞って残気を吐き出し切る完全呼吸法をしている写真です。
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