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DATE : 2020.10.22
朝ドラ エールが面白い
エール、やっと戦争場面が終わったね。朝ドラは好きだけれど必ず戦争場面があるので、それは嫌だな。
今日は主人公が「長崎の鐘」の作詞者、永井博士に合うシーンだった。
この歌は私は中三の修学旅行で長崎に行った時、バスガイドさんが歌ってくれた。魂がゆさぶられるような感動を覚えている。
この歌の作曲者が主人公なんだ。初めて知った。
「こよなく晴れた 青空を 悲しと思う切なさよ
うねりの波の人の世を はかなく生きる 野の花よ
なぐさめ 励まし 長﨑の ああ長崎の鐘は鳴る」というのが一番の詩
曲が悲しげな短調から始まり、「なぐさめ」のサビから急に明るい長調に転ずるところが 何だか感動するな。励まされる。
古関(主人公の本名)メロディーが、人生の応援歌というのが身に染みてわかる。僕もそんな「なぐさめ、はげまし」を一生の仕事にしたいと思った。
聖フランシスコの言葉がある。(記憶のままに書くので多少違うかも)
主よ 飢えと貧困で苦しむ 世界中の同胞たちを助ける ふさわしいものに私をしてください。 あなたの平和の道具としてお使いください。
憎しみのあるところに愛を いさかいのあるところに許しを 疑いのあるところに真理を 闇に光を 絶望のあるところに希望を 悲しみのあるところに喜びを もたらす者としてください。
愛されるより愛することを 理解されるより理解することを 私が求めますように
人は許すから許され 愛するから愛され 永遠の命を与えられるのですから。
とういう言葉に、私は出会えて感動して今があるような気がする。
もちろんクリスチャンではないし、無宗教の私だが、「絶望のある人に、希望を与える人でありたい」と思ったのでこの仕事を選んでいる。
近々、エールで長崎の鐘を歌うシーンがあると思う。
聞いた時に是非「なぐさめ はげまし、長崎の ああ長崎の鐘は鳴る」の所の
暗いトンネルから抜けて青空が広がっていくような、明るくさわやかな世界に飛び立っていくようなメロディーを聞いて欲しい。
そして一緒に歌ってほしい。僕も歌うから。(写真は古関裕而)
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