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DATE : 2020.12.22
少年のようなおじいさん
いつも行く銭湯に少年がおじいさんのお面をかぶったような、
天真爛漫で優しい笑顔のおじいさんがいる。
オーラ(その人の雰囲気を色にしたもの)の色は オレンジ色、
インドやタイのお坊さんが着る僧衣の色だ。
そのおじいさんは認知症が始まっているようで、脱衣場のカギをなくすので、大勢の男たちが裸でカギを探し回る。
自我を捨てた高僧みたいだが、かわいい認知症である。
昔こんな話を聞いたことがある。
ある村に、どんな悩みでもニコニコして聞いてくれるおじいさんがいた。
若い女性も青年も、困ったことがあったら話を聞いてもらいに行く。
すると持っていた悩みが消えていき、元気になって帰るという。
おじいさんが亡くなった時は、村中のひとたちは悲しみに暮れた。
後でその家族から「そのおじいさんは耳が聞こえなかった」ということを打ち明けられた。
人は自我が少なく、天真爛漫、純真無垢の波動の高い人のそばにいると、それだけで自分の波動が高められる。
ヒーリングエネルギーが強くなり、体温が上がり、コリや痛みが消え、便通が良くなり、熟睡する。
ヒーリングエネルギー回復の仕事を半世紀近くやってきて、つくづく人を癒すのは人だと思う。
技術ではない。 やさしい愛に包まれたナビゲーターに誘導される自力整体は、必ず 体温が上がり便通が良り、コリや痛みがなくなるが、それはその人格から発せられるオーラが、その人のヒーリングエネルギーを引き上げるからだ。
人格で人を癒せるナビゲーターにならなければいけないな。
長い道のりかもしれないが、
人格の向上こそが人類の目指す道ではないだろうか?
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