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DATE : 2020.05.25
かかと着地歩きは 体幹が崩れ、頭部前傾、猫背、腰の慢性緊張になる。
「骨盤を立てる、起こす」ということと、反り腰になるということを混同している人がいるので、説明するね。
人の腰椎は上半身の重さに耐え、また歩行や走る、ジャンプするなどの振動に耐えられるように、少し前に湾曲しているのが正解。
この湾曲には個人差があって、お尻の大きいアフリカや欧米人は湾曲がきつい。
日本人がそれを見て反り腰というのはおかしい。
反り腰というのは、腰痛という症状がなければ、反り腰と言わないからだ。
反り腰は、腰を触ってみると緊張しっぱなしになって緩まない腰になっている。
腰の脱力ができない。 だから痛む。
ひどくなると腰椎の椎間関節がこすれ合い、そこが骨折して、腰椎の一部が後ろへ滑ってしまい、神経を圧迫する。 これをすべり症といい、ひどくなると脊柱間狭窄症となる。
原因は腹筋力の低下だ。腹筋だけでなく体幹の筋肉、腸腰筋などが弱っている。
体幹が弱ると、まず頭の位置が胴体より前に来る。 当然状態は前かがみの猫背になる。
この前かがみを立て直すために、腰が緊張するわけで、必ずしも反っていない人もいる。
腰の慢性緊張症が反り腰なのだ。
どうするか、
これは体幹を鍛えるしかない。
体幹力はつま先立ちでバンザイをしてみればわかる。 ふらつかずに30秒間立てるかな?
先日かかと着地歩きの弊害を書いたが、この
歩き方で体幹の筋肉が弱くなり、頭が前に倒れ、猫背になり、腰の慢性緊張(反り腰と呼ばずに、この名称の方が誤解が少ないので名前を変える)
になるわけだ。
体幹がしっかりしていると、バレエダンサーのように高く飛び上がれるし、のびやかな身体となるが、つま先立ちでバンザイも楽。
かかと着地歩きで体幹が弱り、頭部前傾、猫背、腰の慢性緊張になると、老化体型になる。
やはり、体幹を鍛えるには、つま先立ち着地歩きと、つま先立ちでバンザイをやるべきだ。
そして足裏の土踏まずをしっかり作るためにふくらはぎを使って歩こう。
今日もつま先立ち着地歩きをやってみたけど、今までのかかと着地歩きに慣れてしまっているので、右利きを左に治すくらい難しいな。
靴屋さんに行って、かかとのない靴を探したけれどなかった。
これでわかったかな。骨盤を起こすということと腰を反らせることは違うということが。
とにかく、首の位置を胴体の真上に乗せる自力整体をすると、体幹が強化される。
今日のオンライン教室は
ふくらはぎの強化と、首の位置移動をやってみたい。
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