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DATE : 2019.06.28
本から学ぶということ
研究所をリフォームしているので、本の整理をし
135冊を ブックオフに持っていった。
売れた値段は2045円。
実は私に整体の師匠はいないが、整体治療ができる。
その技術はほとんどが本からの知識である。
本からの知識をすぐに患者さんに試してみる。
すると、うまくいく場合もあるが、いかない方が多い。
そこで自分で工夫して、応用して独自のモノを作る。
そうやって、多くの治療術や自力整体を考案した。
最近はテレビも学習の場である。
というのは録画が可能になったので、繰り返し巻き戻して
確認できるようになったのが大きい。
お勧めは
1、「美と若さの新常識」 毎週火曜18時から。
2、「ためしてガッテン」 水曜19時半から
他にも健康番組は多くあるが、自力整体指導に活かせる
のはこの二つかな。
私は毎週録画してチエックしている。
ただ、情報を得るだけでなく、視聴者が興味を引くような
見せ方の工夫は、私のような研修をする側としての
参考になる。
さて、本からの技術の学び方なのだが、
これは日ごろ本を読みなれているかどうかで決まる。
本を読みなれている人は、本の選び方を知っている。
自分が求めていることが書いてあるか、目次をみるだけで
わかるし、まえがきで著者の言いたいことのほとんどが
わかるので、まえがきで買えば間違いない。
次に、自分の考えを持って本を読んでいるか。
この本は自分の考えを補足してくれるのか、
そして ヒントを与えてくれるのか
お金を出して買って、出資しただけ戻ってくる本なのか
がポイントになる。
元が取れるかどうかで本を選ぶとなると真剣に選ぶ。
最後に本を書いてきた人として言わせてもらえば
「自分はこれを伝えたい」という情熱が感じられるか
たくさん本を出していて思うことは
本当に全身全霊で魂で書いた本は最初の本だ。
次第に書くのに慣れてきて、情熱よりも技術で書くように
なってしまう。
本を手に取って、その本の著者の熱情で
本が熱を持っているくらいの本に出合えたらラッキー
本から学ぶ利点を挙げよう。
1、何度でも繰り返し学べる。
2、遅い進歩でも、先生(著者)は叱らない。
3、寝ころんで呼んでも著者は怒らない。
4、ペンで汚しても かまわない。
5、友達と同じ本を読んで、感想を言い合うことができる。
6、文章表現の技術を盗める。
7、講演を聴いたり、学校で学ぶことに比べたら安い。
こんなところかな。
こんな便利なものはないよ。
紙の本がいいのは、書き込んだりできること。
是非、本から学ぶ技術を身につけることだな。
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