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DATE : 2019.07.06
フィンランドの子供が世界一の学力のわけ。
私のマンションの住人たちは、子供が幼児や小学生の人が多く住んでいるので、朝や午後に子供たちとすれ違う。
子供たちを見ていて思うのは、荷物の多さだ。
ランドセルと水筒と、絵の具、体育服、上履きなど体力強化なのか と思う位荷物が多い。
先日「ファインランドが何故学力が世界一なのか」という本を読んだが、フィンランドの学校の考え方の合理性に感動した。
まず、教科書は学校のロッカーに収納するので、学校に行くときの荷物はノートが数枚である。
宿題がそもそもないから教科書を家に持って帰る必要がない。 夏休みの宿題もない。
お昼ご飯もビュッフェ形式で、好きなものを自由に選んで食べるから、泣きながら嫌いなものを食べる日本の給食とは全く違う。
夏休みの宿題もなし、何故なら、「休みを与えるのは休ませるのが目的なのだから」という理由である。
入学式も卒業式も運動会も学芸会もないし、PTAも、親の授業参観も、家庭訪問もない。
学校に行くのも、行かないのも子供の意志で決めて良い。だから不登校は自然なこと。
そう考えると日本は入学式にしか着ない服を買う不合理さ、または成人式だけに着る着物など、行事でがんじがらめになって、お金もエネルギーも使っているような気がするな。
私は2000年に年賀状を書くのをやめた時、何とも自由になった気がした。年末の忙しい時に何て無駄なことをしていたのかと思ったよ。
お歳暮もお中元もフィンランドにはない。
そう考えると、日本がやっている無駄な行事がない分だけ、荷物もない分だけ、子供たちは本当に自分が学びたいことにエネルギーをそそげる。
そう考えると、フィンランドの子供たちが学力が世界一になるのはわかる気がする。
日本はとにかく、慣習と行事が多すぎる。
私は祝日は廃止してもいいと思う派である。
憲法記念日などの祝日を合わせた14日を、
有給休暇に当てればいいのじゃないか
それと、朝ごはんは食べなければ健康に悪いという悪習慣も、そろそろやめたらどうだろうか?
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