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DATE : 2019.09.16

「整理整頓」と「新陳代謝」について

 
 昨日「整理整頓」について書いた続き。

 「整理整頓」って読むと、いつも言われている言葉だから、
 わかっていると思っているよね。
 でも、言葉を分解して理解してみよう。 

 「整理」とは、必要な物と不要なものを分離し、
 不要なものを排除して、必要な物だけを残すという作業。
 自力整体で言えば、整食法で老廃物を排除するという作業。

 「整頓」というのは、本来あるべきところにモノを配列し、
 作業を円滑にできるようにすること。
 自力整体なら、骨格の配列を本来の位置に戻す実技のこと。

 ということは、自力整体の整理整頓とは
 整食法で排泄力を高め、身体に余分なものを全て排除し、
 その上で歪んでいた骨格を本来の位置に納めなおす。
 ということになる。
 だから整食法なくして、自力整体は成り立たない。

 企業でいうなら、会社の発展にとって不要な人員をリストラし、 必要な人材をを適材適所に配置することで、
 弱った企業をよみがえらせるリストラクチャリングである。

  会社も人体も病を治すのは 同じ方法なんだ。

 これと似ている言葉に「新陳代謝」がある。

 新しいものを取り入れ、古いものを排泄するという意味だが、
 企業も常に新しいものを生み出そうとしなければ駄目になる。
 川の流れがせき止められると、淀む、汚れる、腐るのだから
 常に流れて新鮮さを保たなければならない。

 私も常に「新しい治療法の探求」をして、
 従来の技にアレンジしている。
 それを怠ると「噛み過ぎたチューンガムのような味気のない、
 刺激のない、効き目がない自力整体」になるのを恐れる。

 「整理整頓」「新陳代謝」は私の両輪である。

 スリムで、シンプルで、フレッシュな自力整体で
 ないといけないと思う。

by 矢上 裕

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