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DATE : 2019.09.30

ロミオとジュリエット

昨日はバレエを家族4人で観に行った。
 
通信9月号で紹介した、後藤君が所属しているバレエ団主催で
演目は「ロミオとジュリエット」

このシェイクスピア原作のロマンス悲劇は1500年代に演じられてきたので、どれくらいの人がその演劇を見たのだろう。
バレエで表現するロミオとジュリエットは、まるで西洋画を見るような舞台装置と衣装の美しさに息をのんだ。

ロミオが死んで、それを悲しむジュリエットの慟哭に
思わず涙がこぼれた。
「こんなに一途に、純粋に人を愛せるのか」
という感動を得たくて、1500年代の人から2000年に至るまで人を劇場に引き付けてきたのか。

シェイクスピア えらい。すごい。

通信で紹介した後藤君は、また準劇団員。
だから大勢の脇役の一人だったが、踊りは見事。
来年大学を卒業したら、正式に劇団員となって活動するそうだ。
期待している。

総合芸術はいいな。30~40人ほどの出演者、そして同じくらいの音楽家たちが、同じ目的に向かって作品の作者の一人となる。

私なんか、孤独な整体師、
ともに作りあげたという連帯感の喜びは感じたことがない。

でも、うらやましいとも思わないし、淋しさは感じないな。
そんな性格なんだろう。
私たち治療ははお山の大将が多い。
治療家同士が集まって酒を飲んでいても、仲良しにはなれないわ。
自分が最高の治療家だと思っているもの。

だから私には常に連絡を取るような 友はいない。
携帯やスマホも持つ必要がない。ラインもない。

 作家もそうらしい。
食事中も移動中も、「頭の中で小説の登場人物がおしゃべりしている映像が映っている」という。
そしてその映像を文字にしているらしい。

 「ああ、それにしても
  なんてジュリエットは、美しくて、かわいい」のか。
 こんなに人の心をときめかせるのか

by 矢上 裕

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