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DATE : 2019.11.05
幸せについて
幸せについて考えた。
ハピネスが幸せの英語だが、その語源はハプニングなのだ。
「偶然、たまたま」 という意味。
つまり自分で努力してつかむものではなく、
たまたま運よく与えられた偶然なのだ。
だから幸せの別名は、偶然の当たりくじ。
元々明治までの日本語には「幸せ」という言葉はなく、
明治になり英語のハピネスをどう日本語に訳すかということで
「幸せ」と和訳したのではないか。
私が幸せを日本語に訳すなら、「満足」と訳したい。
どんな恵まれている環境にいても満足していない人と
質素でも満足している人。
満足している人=幸せな人だろう。
例えば会社でコピー係ばかりで不満を持つ人がいる。
逆に「このコピーの重要性を知り、使命感を持って
その仕事に励む人」もいる。
どちらが幸せか。
日々為すべきことに敬意を払い、嫌がることなく、
手を抜くことなく、心を込めてやる。
昨日より今日が上手にできるように工夫する。
頑張った自分を褒めてあげながら、
湯船にゆっくりつかって 大きく息を吐く。
あるいは、酒を飲む。
これが幸せではないだろうか。
報われるとか、報われないとか
結果を求めて頑張るのではなく、
昨日よりもっと上手にやったぞという、ささやかな満足感だ。
だれも賞賛しなくてもいい。認められなくてもいい。
自分の中の 自分だけの神様に 褒められる一日を
過ごせたときに、
満足という幸せを感じるのでは ないだろうか?
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