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DATE : 2019.12.23

体力を補う知力を養え

真の頭の良さとは、知力のこと。

 私たち健康指導家にとって、健康を見るとき3つの要素がある。
 それは体力、気力、知力である。

 体力というのは気力に導かれるから、一緒と見ていい。
 問題は知力である。
 若いときは体力気力は溢れているが
 悲しいかな人生経験不足で知力がない。
 自分に何か問題が起こった時に 対処する方法を知らない。

 年を取ると体力気力が落ちてくる。
 だが、落ちた身体を今までの経験の知力と、
 蓄えてきたお金の力を使って歩くところをタクシーを使ったり
 というように、エネルギーを節約する。
 これが知力だ。

 しかし知力は「自分で実験して確かめたこと」
 しか力にはならない。
 世間の常識や権威者の理論を信じている知識は知力ではなく、
 ただの知識なのだから、役には立たない。

 具体的な知力のつけ方は、港から1キロ先までボートで行き、
 そこで海面に落とされる。
 その状態から「自力で岸までたどり着くかを学ばせる」とか
 食べずに何キロ歩けるかとか 
 そんな学習が必要なのである。

 要するに「生き延びるために必要な知恵」を知力という。

 こう考えると、「認知症」にならずに生涯を全うする知力を
 大人たちは持っているだろうか?
 死ぬまで自分のことが自分でできる体力を保つ知力を
 持っているかどうか

 この知力を私は与えたい。
 自力整体の6つの習慣改善法と
 10の身体矯正法を学ぶことだ。

 受験勉強なんて知力の養成ではない、暗記力レースだ。
 全く役に立たないし、その為に費やす時間を
 知力の獲得に使ったらどうか。

 少なくなった体力を なんとか知力で補って生き抜いていく。
 それが自力整体の最終目的なのだ。

by 矢上 裕

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