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DATE : 2020.04.16

痛風発作のない、うれしい春です。

 私は毎年3月の末から5月にかけて、痛風発作が起きる。
  15年前からだ。 
 10年ほど前から体調日記をつけているが、
 去年の日記は今頃ひどく、痛風で足を引きづっていた。

 ところが、今年はこの時期になっても発作が出ない。
 それは何なのか こう考えてみた。

 答えはコロナの影響で、仕事がないということ。

 つまり、痛風は私の仕事への熱中と責任感の強さが
 交感神経を緊張させて起こしていたというわけ。

 つまり身体が「このまま無理をすると死ぬよ。
痛風というアラームを鳴らすから気づいてよ」
 ということだったんだ。

 多忙というのは肉体的なものよりも、精神的なものが多いな。 ベッドに横たわっても頭の中で仕事をしているんだから。
 自営業者に痛風が多いのは脳過労だろうな。

 健康指導家が過労死するのは多いな。
 私も健康本を執筆しながら、
「俺、健康に悪いことをしているな」と何度も思ったもの。

 でも、オンライン教室をやってみて思った。
 自宅で自分の好きが自力整体を自然にやっていて、
 その授業を生徒が受けるというのはいい。

 楽ちんで病みつきになる。

 それに加えて、教室の広さに関係なく生徒が集まれるし、
 私も風呂上がりのいつもの自力整体がそのまま授業になる。

 それが世界中に広がることを考えると、
 小さな教室で教えるのが、もったいない。

 楽なことを覚えたら、ああ、元に戻れない。

by 矢上 裕

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