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DATE : 2021.03.03

QRコードの操作ができないのでdiaryに姿勢について書きます。

 じりきカレンダーでは、3,4月が「正しい姿勢を意識する」となっていますので、解説をします。

 私はこれまで伝えられてきた「正しい姿勢」に対して、多くの人が誤解していると思うのです。

 自力整体から見た、「正しい姿勢」とは3つです。

  • 呼吸が楽であること。深く呼吸ができること。
  • 脱力しているので、全く疲労感がないこと。
  • 背中を丸くしたり、伸ばしたりが自由自在にできること。 この3つです。

 ところが、今まで教えられてきた「正しい姿勢」とは

  • 背筋が伸びていること。
  • 胸を張っていること。
  • あごを引くこと。 です。

 でも、背筋を伸ばして胸を張り、あごを引くと どうなるかというと

  • 呼吸がしにくい。
  • 背中に力が入って疲れる。 
  • 背中に弾力がないので、腰痛と首つまりになる。

 良いところが全くないのです。 

良い姿勢と言えば、テレビのアナウンサーですが、彼らに腰痛が多いのは背筋を伸ばしてあごを引く姿勢こそ腰痛を生む姿勢なのです。

 恐ろしいことに、学校の先生が子供たちに、背筋を伸ばしてあごを引くという腰痛姿勢を教えていることです。

 ひどい先生になると、物差しを背中に入れたりします。

 本当は背中を丸めた姿勢が一番いいのです。 呼吸が楽で脱力して疲れないからです。

 それで通信の3月号の表紙に、背中丸めの少年のイラストを載せました。

 皆さん、くれぐれも猫背は悪姿勢ではありません。 猫に失礼です。 

猫背で固まっては駄目ですが、猫背になれるし、背筋も伸ばせる弾力のある背中が大事なのです。

 昔、「運動中は水を飲んではいけない」という間違った考えがありましたよね。

   それと同じで「猫背は悪い姿勢だから、背筋を伸ばしてあごを引くべきである」も間違っているのです。

   学校という真実を子供に教える現場で、間違いを正解として教えていることは犯罪に近い。

   アスリートで背筋を伸ばしている人はいません。 皆猫背です。その方が脱力できるからです。

   間違って洗脳されてきた姿勢教育を見直す必要がある ということです。

by 矢上予防医学研究所

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