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DATE : 2025.03.20

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3月19日 水曜 プログラム 

 3月19日 水曜 プログラム 

〇 呼吸法

〇 足の経絡刺激 (特に邪気の排出口である、足指の股を開いてほぐす)

〇 手の経絡治療

〇 三焦経刺激  全身の経絡刺激(踏みこみで手足に力を入れること)

〇 心包経刺激 全身の経絡刺激

〇 大腸経刺激 膝立ちで足を前後して胃経と膀胱経の刺激 全身の経絡刺激

〇 小腸経刺激 眼窩指圧、手のひらで眼球圧迫、ぼんのくぼ指圧 全身の経絡刺激

休憩 

〇 開脚座が楽にできるように、骨盤を立てて背骨の脊柱のS字彎曲(腰椎と頚椎の前弯)を作る

〇 親指の肺経の井穴、魚際刺激の後、肺経伸ばし、手首ねじり

〇 手の小指の外側、通里刺激の後、心経伸ばし 

〇 うつ伏せでカエル足で、 足を伸ばしている側の股、胸、首ゆすりほぐし

〇 膝の回転、太もも伸ばし、がに股改善(足首を外側からつかんで床に押し、股関節を内ねじり)

〇 肘を直角にして、その側へ膝を揃えた足を倒して胸郭のねじり開き、呼吸力・心肺機能改善

〇 肘で上体を起こしておなかの腸腰筋をゆすりほぐし、腰椎に反りを作る 骨盤後傾の矯正

立位で、

〇 ひざ縛りねじりの後、前後揺すりで臀部に力を入れる

〇 腰にタオルを当てて、お腹側のタオルを恥骨に向かって下げ、下腹部を膨らませる。

〇 タオル破り・・・ タオルを肘の後ろにして両掌でタオルを横に引っ張り胸を開く

講義 1 伸ばすのではなく、弛める。

 自力整体を写真で見ると一見ストレッチのように見えるが、実は筋肉を伸ばすことを良しとしていないのである。 ただツボ周囲の筋肉を伸ばしてゆさぶることで、ツボへ刺激を与えている。

何故なら、例えば肩こりがあるとする。

凝りを伸ばすと気持ちが良さそうだが、実は伸びているのは凝っている筋肉ではなく、正常な凝っていない筋肉が伸びているだけなのである。 

では伸ばされている筋肉はどうなるのか? これは筋肉にとって伸ばされることはストレスになる。

というのは筋肉は縮むことが仕事だからだ。

 ストレッチの代表がヨガなのだが、私は実際に9年間ヨガの指導者を経験したが、身体の柔軟ばかりを追求した結果、身体は冷えるし、便秘になり、その上肩こりや腰痛がひどくなることに気付いた。

というのは同僚の女性指導員たちが、「冷える、便秘、肩こり」で悩んでいたからだ。

 そこで私は気づいたことは、筋肉は伸ばすのではなく、縮んでいる筋肉を脱力させて弛めることの方が大事なのではないかと。

 そして縮んでいる筋肉を緩めるには、ツボを使って弛めるのが良いと考え、今の自力整体に至っているのだ。 すると、身体はどうなるのか?

ストレッチで「冷えて詰まって凝ってくる」 のが、自力整体では「温かくなって、排泄が良くなり、凝りがなくなる」という状態になるのである。

自力整体の5つのツボ刺激である。

  • 爪の際の井穴刺激 
  • 四本の指を使ったり、膝を使ったツボ押し
  • 押したツボを伸ばす刺激
  • 経絡全体を伸ばす刺激
  • 経絡を通っている筋肉に力を入れて、のちに脱力する刺激

これによって、「冷えて・詰まって・凝ってくる」状態から、「温かくなって、排泄が良くなり、凝りがなくなる」に変わるのだ。

だが、ここで問題があるのは癖である。 それは自力整体をやりながら実はストレッチをやっている人がいることだ。 その癖は授業の前のほぐしの時にわかるが、一生懸命筋肉を伸ばす刺激をやっている人がいることだ。

早く、この癖を除き、自力整体の刺激に変えていかないと、本当の自力整体効果を味わうことができない。

講義 2 老化の3K

 3K というのは、「下垂、乾燥、硬くなる」 の頭文字である。

この地球上には重力がある。 その重力に逆らって天に向かって身体を伸ばす筋肉が抗重力筋

(ジャンプする筋肉群)だが、これが弱くなってくると、背骨を真っすぐに保てなくなる。

と同時に内臓が下垂して、膀胱を圧迫して頻尿になったり、胃下垂になって食べられなくなる。

これが3Kの一つ、下垂である。

次のKは乾燥 それがきついのが脱水

 身体の水分は肺の呼吸力で、全身の細胞、特に皮膚の細胞へ運ばれるが、これが弱ると細胞に運ばれずに、細胞外へ溜まり水毒となる。 それが夜間頻尿につながる。

細胞が干からびると、脳の干からびが認知症、骨の干からびが骨粗しょう症、関節の干からびが変形、皮膚の干からびがシワ 髪の毛の干からびが白髪 となり

耳の水毒が耳鳴りや難聴となる。

次のKは硬くなること

 骨や関節が弱く、壊れやすくなることで、それを守ろうとして筋肉は自然に硬くなる。

骨や関節がもろいのに、アクロバットのような動きをすれば関節を破壊してしまうからだ。

これを過伸展防止作用という

by 矢上 裕

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